次々と欲求を満たす

私たちは、次々と欲求を満たす方法を学んでいきます。それらが成功すれば、たいてい私たちは幸せでいられます。生存の欲求は、生命を維持するための身体的な欲求であり、基本的には食べ物や住む場所、身の安全など、私たちの社会ではほとんどの人が容易に手に入れることができるものです。ですから危険が迫る異常事態でもない限り、毎日の生活であまり心配する必要がない欲求だともいえます。しかし、生存には別の重要な要素があります。それが性的欲求です。この欲求が結婚に至らせることも少なくありません。それは、私たち人間にとって、自分の種を保存し、繁栄しようとすることは、遺伝的に動機づけられているからです。つまり、生殖行動に従事することは、その遺伝的な欲求を満たすための行為なのです。意識していないかもしれませんが、たとえば、私たちのもっとも強い性的動機づけのひとつに「のぼせ愛」があります。これは真実の「愛」と同じように、性的欲求に駆り立てられています。私たちは同じ配偶者との性関係に飽きたときに、種の保存と繁栄の欲求から、自らの遺伝子をできる限り広げたいと思うのです。

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